
1、ブレッド湖駅(Bled Jezero)から出発!

ブレッド湖畔の中心地(インフォメーションある辺り)から、湖のほぼ反対側にあるブレッド湖駅へは、歩いて行くには距離がありすぎます。
どうしようかと悩んでいたら、ありがたいことに、ゲストハウスのオーナーが車で送ってくださいました!
ブレッド湖周辺を回る1ユーロのシャトルバスで駅に行く方法もあります。時刻表は2018年のものですが、画像のバス停と時間を参考にしてくださいね。

切符は事前に手配しなくても駅の窓口ですぐ購入できます。自転車専用車両もあるので、ボヒニュ鉄道をサイクリングルートの一部に組み込むのも良いですよね。
では、出発しましょう!
2、Bohinska Bela駅

ボヒニュ鉄道は、スロベニアのシンボルであるトリグラフ山を中心とするトリグラフ国立公園に沿って走る路線です。
Bohinska Bela駅の後ろに雄大なユリアンアルプスの景色が広がっています。
3、Nomenj駅

主要な駅以外は、このような民家のような小ぢんまりとした駅舎です。
いかにもローカル線という雰囲気を醸し出していて、なかなか風情があります。
4、Bohinjska Bistrica駅

陸続きで移動できるヨーロッパでは夏のバカンスの時期にバックパッカーたちがたくさん訪れます。
このボヒニュスカ・ビストリツァ駅は、コブラ山の下をくぐるトンネルの手前にあります。

5、Podbrdo駅

スロベニアの鉄道で最も長いコブラ山のトンネルを抜けて到着するのがPodbrdo駅です。
世界大戦時にはイタリアとユーゴスラビアの境界だったこともあります。
6、Hudajuzna駅

スロベニアの建物には、大抵はフラワーボックスがついていて、このように赤い花の鉢植えが綺麗に手入れをされて咲いていました。
7、Grahovo駅

ちなみに、大人(12歳以上)2人と子供(6歳以上12才未満)1人で、Bled Jezero駅からNova Gorica駅まで、片道16.48ユーロでした。
切符はレシートみたいな紙でした。

8、Podmelec駅

夏休みの期間でしたが列車内は全然混んでいなくて、小さな駅では昇降客がいないこともありました。

スロベニアの列車は、外観が落書きだらけでした。
そう言えばリュブリャーナ市内でもグラフィティがあちこちで見られました。
9、Most na Soci駅

イタリアとの国境に近づくにつれて、建物の様式が変化してくることに気がつきます。
10、Avce駅

この街には1908年に隕石が落ちた記録があり、その時の隕石はウィーンの自然史博物館に保村してあるそうです。
11、Kanal駅

この駅舎の外観もモースト・ナ・ソーチ駅と同様に石レンガに緑色のカラーリングですね。この地域に鉄道が通ったのは1900年から1906年の頃です。
12、 Anhovo駅

Anhovoは、スロベニアで最も大きなセメント工場がある街として知られています。
13、Plave駅

小さな駅が続きます。
向かい合わせのソファのような座席は、日本のローカル線のそれと似ています。ガタンゴトンと気持ち良いリズムが眠気を誘います。

14、 Solkan駅

ノーヴァ・ゴリツァ駅が近くなってくると車窓から大きな工場が見えました。おそらくセメント工場だと思われます。
列車が止まったので、どうしたのかな?と思ったら、プラットホームだけの無人駅でした。
終点 Nova Gorica駅

揺られること約2時間、終点ノーヴァ・ゴリツァ駅に到着しました。
駅には観光案内所が併設され、オリジナルのお土産グッズを購入することができます。
分断博物館も駅の建物内にあります。

ボヒニュ鉄道では、5月から11月までの期間限定で月に1〜2回、蒸気機関車が客車を引く博物館列車が走ります。
昔にタイムスリップしたかのようなイベント列車。このSLに乗るために旅の日程を組むのもおすすめです。最新の情報は公式サイトをご覧ください。

2018年の夏のバカンスでスロベニアのブレッド湖からボヒニュ鉄道(Bohinjska proga)でノヴァ・ゴリツァまで各駅停車の鉄旅をしました。
ローカル線の小さな駅舎を車内から撮影しましたので、画像多めでお届けしますね☆