bonobo
こんにちは!広州でも美術鑑賞が趣味のbonoboです。毎年楽しみにしている美術展を紹介しま〜す!

去年行こうとして、死にかけた話

2016年の美術館外観
2016年の卒業作品展が行われた美術館外観

実は昨年、広州に来て2ヶ月目に子どもたちを連れて見に行ってみようとして、遭難しそうになりました…(涙) まず、公式サイトで美術館の場所を調べたはずが、間違って昌岗站最寄りのキャンパスに行ってしまうという痛恨のミス。通りがかった学生さんに、ありったけの中国語を駆使して聞いて、どうやら最寄りは大学城北站ということを知り、移動します。(※当時の語彙は「キクタン」で独学した程度。)

广州美术学院の公式サイトはこちら

大学城北駅の出口を出ると、マジで何にもない!びっくりするほど何にもないんです!地図を見ると、うーん、なんとか歩けそうかな…?途中にコンビニくらいあるやろ?と判断し、炎天下の中トボトボと歩き始めました。(※このころは自分でタクシー乗れなかったんです。)


こちらは、大学城南駅前の景色です。大学城北駅前は、もっと何もありませんでした。

しかし、行けども行けども、何もない!っていうか、人通りが全くない!まるで、夏の盛りに岩手の山道を歩いているようだ!時折公共バスが通るんですが、(※もちろん、バスにも乗ったことがないので、横目で眺めるしかない…) そのうちペットボトルの水も飲み尽くしてしまい、砂漠を歩いている気分になって来ました。や、ヤバイ、子どもだけでも助けなければ…。

地図で見ると近そうに思えたのですが、多分時間から類推すると2〜3キロ歩いたのではないでしょうか。(驚!) やっと大学の入り口が見え、門前の商店でやっと冷えたコーラにありついて生き返りました。おかげで、子どもたちに「中国に来てから一番大変だったことは?」と質問すると、この時のエピソードを答えるようになってしまいました。

私たちは、たどり着くまでで既に死にそうでしたが、大学構内も美術館内も広くて結構歩きます! 体力に余裕を持って鑑賞できるように、決して歩いて行こうなどと思わないでくださいね!

広州美術学院・大学城美術館への行き方

最寄りの駅は4号線の「大学城南」です。一つ手前の「大学城北」からも行けますが、南の方が近いです。昨年の失敗を踏まえて、タクシーで行こうとしましたが、空車のタクシー自体ほとんど通りません。そこで、夫からバスで行こうと提案がありました。

大学城南駅D出口を出たところに、広州美術学院行きのバス停「综合商业区站」があります。「大学城专线2路(一律3元)」か「86路(一律2元)」に乗って3つめが「美术学院」です。(「大学城专线3路」でも「广美生活区」で降りれば行けそうですが、まだ確かめていません。)

到着するバス停「美术学院」で降りたら、道路の反対側に渡って、东一门(東一門)から学校の敷地に入ります。実はここから美術館は、ほぼ敷地の反対側なので、結構歩かなければなりません。そこで、広州で一番の美大はどういうところなのか、キョロキョロしながらお散歩しました。

大学生活区(寮がある敷地)の中には、便利店(コンビニ)や画材店がありました。さすが美大!あらゆる画材が揃っていて、テンション上がります! 途中、东北大板(※上海で人気の棒アイス)を買い食いした後、ベンチでラブラブしている学生カップルに美術館への道を聞くと、歩道橋で校舎がある区域に渡るとのことでした。週末なので、いろいろな子ども絵画教室が鑑賞ツアーで来ていましたよ。

やっと見えた〜!一年ぶりの美術館はやっぱり威風堂々としています!入り口で、一人5元のチケットを購入。大人も子どもも同じ料金です。チケットをもぎってもらって、荷物をX線検査器に通したら、さあ、観て回りましょう!

レベルの高い作品がずらり!


作品名「丑时月」
作家名: 郑 可
无眠的丑时,翻涌的思绪与扩张的自我意识,此时此刻都不愿与人共享。

作品名「丑三つ時の月」
眠らない丑三つ時、逆巻く気持ちと拡がる自意識、この時間このときの全てを誰かと分かち合おうとは願わない。

一番手前の展示室は、絵画作品のエリアです。伝統的な中国絵画から現代的な実験作品まで、専攻科によって様々な形式の絵画が展示されています。たくさんの人々が足を止め見入っていたのが、この現代美女を水墨画のような技法で描いた「丑时月」という作品です手にはスマホ、眼下には高層ビル群。こちらに向けた確かな眼差しと挙げている手のひらの意味は、「你好」なのか「不要」なのか。魅力的な作品です。

この卒業作品展は撮影可で、出展している学生さんも自分のサイトのQRコードを掲示したり、連絡先を表示してアピールしている人が多かったです。

ニューヨークが舞台で、デザイナーを発掘するリアリティショー「プロジェクト・ランウェイ」というテレビ番組にハマっている私と娘が興味深く観たのが、ファッションデザインの作品です。様々な手法を用いた独創的な作品が並んでいます。卒業作品展の驚く点は、作品だけではなくコンセプトを元にした自分のブランドのファッション写真やポートフォリオなど、トータルで見せているところです。息子が興味を持っている建築デザインの分野では、立体模型やCGでの完成図を展示していて見どころが多く、幅広い分野の実力をつけて卒業するのだというのがわかりました。

五感を使って鑑賞する作品もたくさんありました! フラスコの中の物質の匂いを嗅ぐ作品は、大人にも子どもにも人気でした。
ゲーム制作やキャラクターデザイン、現代アートなど、分野は多岐に渡るので、とても刺激を受けました。

車のデザインをする研究室では未来のコンセプトカーをデザインし、本物のなん分の一かの精巧な模型を作って展示してあります。既存の車にはない、あったら便利な機能を盛り込んだ車を見ていると、世の中がどんどん進化していくんだなぁと感じます。

まとめ

屋外にも彫刻が展示されていたり、映画などの映像作品が別会場になっていたり、全部見るには1日かかる規模の美術展です。毎年、5月の中旬から6月の下旬まで約1ヶ月の会期で行われる広州美術学院の卒業作品展。あなたも明日のアートシーンを担う若い才能を発掘してみませんか?

【广州美术学院/大学城美术馆 データ】
料金:5元
※大人も子どもも同料金、当日限り有効
開館時間:10:00〜18:00
休館日:毎週月曜休館
※最新情報は下記サイトでご確認ください。

广州美术学院の公式サイトはこちら

 

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本記事は、2017年6月11日時点の情報です。またお会いしましょう!(∩´∀`∩)バィバィ♪